しごと

クリスマスが終わるまで全く意識していないお正月がもうすぐそこまで来ているようで、急に店にこれ見よがしに置かれる鏡餅、正月飾りなどを横目に背中を丸めながらお汁粉を買って朝食にしたわけである。もう年の瀬ですね。いかがお過ごしでしょうか。

 

私はもちろん仕事(昨日は病欠)をだらだらやってて、年末が別に忙しい職種でもなく、ほぼほぼ脳みそを使わずに脊髄反射で業務をこなすなどしている。ようは暇。

 

仕事が暇だと私は幸せなのでちょうどいいわけで、これが仕事人間だったらきっと暇死しているだろうに、まぁそれはとても幸せな死のように思うほど私にとって仕事の優先順位は低いのである。趣味が多いのにその中に『仕事』って項目は見当たらないので。

 

幸せなんか人それぞれだし、もちろん「仕事してるときが幸せ!!!」って思う人だって大勢いるしそれが全くもって間違いじゃないし、素晴らしいことだと思う。恐らく世の中の素敵なものはそういう人たちが作りえているだろうし、その恩恵をいただいて私は幸せになってると思うから。ただし私は仕事を=で幸せに持っていけるタイプの人種ではないし、好きを仕事にするのが苦手なタイプみたいだ。今の仕事をする前に好きなことを仕事にしたんだけどね、働いて1か月、初めての正社員採用で保険証作ったり諸々の手続きが終わった後でも「無理ですー」とやめたからね、でもそういう見切りの速さとフットワークの軽さが良かったんだと思う、今の仕事にまった文句ないし。あの判断はホントに後世に語り継いでもいいくらいに英断だった。

 

無理なものは無理。

3年続けろ?そんなんお前の3年と私の3年違うし。3年間の残業時間で好きな事どれくらい出来ると思ってるのよ。映画だってみたいし、お絵かきだってしたいし、本だって読みたいし、生き物の世話もしたいし、お菓子だって作りたいし、ゲームだってしたいし、旅行だって行きたいし、英語だって習いたいし、などなど、一個の好きに固執して仕事するのに向いてなかったのよね。だからスパーン!とやめてまたハローワークに駆け込んで自己アピール文に「自分の時間を大切にしたいので、のんびり仕事をする方が得意です」って書いて今の仕事に転職したわけ。

 

毎日定時に帰れて、しっかり休めて、好きな事が出来るのが私にとっては今一番の幸せよ。結局自分を幸せにできるのは自分だけなんだからちゃんと責任もってあげたいとそんな風に思うわけで、大人になればなるほどその方法がたくさんあるような気がする。そう考えると年越して、新しい年を迎えてまた一個歳をとるのも悪い気はしないよね。